今日の朝練はおやすみ。前日に配信すると結構夜遅くなっちゃうので、朝は無理しないで寝ちゃう。
昨日の配信でお話した曲を整理しておこ。
- Isn't it romantic?
- my romance
- little girl blue
全部リチャードロジャース・ロレンツハートの名コンビ。後ろ2つの曲が、ミュージカル『JUMBO』の曲。
一方、Isn't it romanticは、『Love me tonight』っていう映画の曲みたい。どっちも見たことはない。
このコンビの名曲はほかに、Blue Moonとか、My funny valentineとか本当たくさん。ミュージカル『Pal Joey』ではI could write a book、Bewitched。
これも見たことない。
だって生まれるずっとずっと前のやつだもん。
誰か、タイムスリップしてブロードウェイミュージカルを聴きに行ける魔法の乗り物作ってくれないかな。1930年代とか、恐慌で大変な時代だっただろうけど、その中で人はどんな思いで、ミュージカルっていう娯楽に癒しを求めたのかな。
古い映画が見られるサブスクとか無いものか。
作曲家・作詞家の名コンビって、他に誰がいるだろう?
大好きなのは、Jule Styne・Sammy Cahnコンビ。
- Some other time
- Time after time
- Let it snow
- The things we did last summer
挙げたらきりがない。
素敵な曲と素敵な歌詞も、ミュージカルのストーリーを知っていなければ、断片的な理解になってしまう。その曲を、ピアノで弾くときには、歌詞はつけれられないけれど、もともとどんな映画やミュージカルのどんなシーンで使われていたのか、どんな歌詞なのかを知ってから弾くのは、また理解が深まって楽しいし、演奏者として、ちゃんと創作者のことも知っていたい。僕がお客さんだったら、そんな風に深いところまで人や芸術を愛している方のピアノを聴いていたい。
今の世の中、黒本というものがあって、コードがわかってピアノが少し弾ければ、それっぽく弾けるのは、本当にいいことだと思う。
これは配信を始めてすごく感じた。色んな方が、いろんな形で配信してる。弾いたり、聴いたり、歌ったり。そうやって気軽にジャズに触れる人が増えてくれてるから、めっちゃ嬉しい。
そうやって入口に来てくれた人を、僕みたいなちょっとしたヲタクが、ちょっと深いところまでご案内したい。あとは僕が大好きな、究極の領域で演奏している方々のことも、紹介できたらいいなって最近思う。
もちろん、すべての方が、音楽の深みに興味があるわけではないし、感性も人それぞれだから、僕が素晴らしいと感じる音楽や演奏者が、その人にとってポピュラーな存在になる、とは思っていないけど、でも、きっと、「ジャズってよくわからないけど、この曲は好き。もっと深いこところまで知りたいな、感じたいな」と思っている方は、ジャズにこれからも触れていたら、本当に幸せな人生になると思う。
僕の先輩も言っていたけど、ジャズは本当にするめいかで、噛めば噛むほどおいしいみたいな感じになる。もっと僕も弾けるようになりたいな。
配信をはじめて、本当によかったと最近思う。いつも聴いて下さるリスナーさんとリアルタイムに交流出来て、なにより温かい時間を一緒に過ごせる。これからもずっと続けたい。飽きられないように、成長もしないと。(笑)
楽しもう!
〇今日練習したこと トミフラのIsnt romanticのDm7-G7-Bdim-Cm7-Bm7-Bbm7の左手