ばーくんの毎日

ピアノのある生活。日々の雑感を綴ります。

2022/12/28 1年。

あっという間に、1年が終わる。

 

今年は、変化の年だったというのは、

ブログや配信で何度も触れているので、

もう一度触れておこう、変化の年でした。

 

ただ、環境は変わっても、自分自身の芯の部分というか、

根本的な考え方や姿勢は変わってない。

 

ただ、いつも通りにピアノに向き合っていられれば良い。

そのピアノに、好きだと喜んでくれる方には、心から感謝をする。

それをバネに、また毎日積み重ねを続ける。

 

2023年も、この姿勢のまま、貫きたい。

練習ばかりのとても地味な毎日だけど、地味なくせに、

新たな発見があって、新鮮。

クラシックも、下手なくせに、めちゃくちゃ楽しい。もちろん、楽しいだけじゃない。

 

時折、自分の人生のピークってどこなんだろうな、考える。

無駄に。

2022年を振り返ると、ピークでは間違いなく無いけども、

少しは前進した。色んな意味で。環境とか、もちろんピアノの技術とか。

どこまでも、いきたいなあ。信じられないところまで。

 

自分を信じさせてくれる周囲の人の存在に改めて感謝したいです。

20代が終わる。30代、まだまだ燃えたいと思います。

応援してくださる皆様、いつもありがとうございます。

よいお年をお迎えください。

 

2022/12/12 ライブ終わり!

TRESCASA 粋さんでのライブ、

無事に終わりました。

 

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素敵なお店で、リラックスした空気の中

演奏させていただき

感謝感謝です。

 

わざわざライブに足を運んでくださった皆様、

配信で楽しんでくださった皆様、

本当にありがとうございました。

 

 

2ndではまさかの

たくとくん(スタッフさん)と連弾もできて

嬉しかった!

僕は完全にジャズしか弾けませんが、

たくとくんの多彩なアプローチが楽しくて、

幸せな時間でした。

 

違うからこそ、面白い!

ジャズ畑の人と連弾するのとは

また全く違う感覚で、どきどきしました。

こういう、自分にないものに触れる機会が

この年齢になってもあることに感謝ですね。

でもそれをステージでやってしまったのは

ちょっとお客様に申し訳なかったかなぁと。

なにせ、本当に打ち合わせ0だったもので😂

 

たくとくんも、

誰もが知るクリスマスソングなら、

僕にも弾けるだろうと信じて、

クリスマスソングをやろうと

言ってくれたんだと思いますが、

いかんせん、ジャズ野郎なものですから、

その優しさにも、応えることができず、

自分でちょっと笑ってしまいました。

 

 

ライブ直前にコロナに罹ってしまったときは、

体調が戻るのか少し不安な気持ちもありましたが、

よかった。

 

ひと段落したので、

これからまた落ち着いて練習をしていこうと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

2022/12/06 爆弾ハンバーグでのBGM

先日、義実家の取り壊しのための

和ダンスとか、諸々の不用品の処分を、地元の親友と一緒に、茨城へ。ゆうやありがとう!

虚弱体質ながら、力仕事おつかれさまでした。

コロナ明けだからかなり体力も筋肉も落ちていて、しんどかったけれど、、

 

そんで、昼に爆弾ハンバーグでご飯を食べていた時に
店内のBGMでやばい演奏(Caravan)が聴こえてきて、
Siriに尋ねたら、ルー・ドナルドソンの演奏だった。

 


『Wailing with lou』(嘆き悲しむルー?という意味?英語に詳しい人教えて!)
レーベルはブルーノートで、1957年の作品。ハードバップ全盛って感じの時代。

CreditはWiki参照。

Lou Donaldson - alto saxophone
Donald Byrd - trumpet
Herman Foster - piano
Peck Morrison - bass
Art Taylor - drums

レコーディングエンジニアは、もちろんルディヴァンゲルダー!

www.youtube.com


トランぺットが、本当に端正で、聴きながら、
きっとアートファーマーか、
ドナルドバードだろうと思っていたら、後者だった。
音色はもちろんだけど、やっぱり
ソロのライン、アプローチが、「まじめな人なんだろうな」(超良い意味で)って
感じるし、「端正」っていう言葉がぴったり
「誠実」でもよいかも。

 


ルードナルドソンのサックスは、
人によっては、音色が甲高い感じだから苦手という人もいるかもしれないけど、
自分は好き

アートブレイキーのバードランドの夜とか、最強に聴き込んでた
改めて聴きなおしたい!

まだご存命なのも尊い

クリフォードブラウンと共演した人がまだ生きているって、

どれだけ尊いことなんだろう。

 


ルードナルドソンも、
ドナルドバードは、どちらも誠実っていうイメージだから、
この2人が共演していた事実は何か嬉しい。


恥ずかしながら、あまりこの2人それぞれのリーダー作は知らない。
これから、たくさん探して聴いてみようと思った。
特にトランぺッターは本当にもっと聴きこみたい人がたくさんいる!

この録音の時のドナルドバードは、25歳。
若いのに本当に完成されていてすごい。
プレイを聴けば、こいつは絶対頭いいな、って思うけど、

コロンビア大学公民権運動や黒人差別問題の研究をしていた時期もあったらしい。
初めて知ったけど、納得

真面目な人だったのは間違いない気がする。

素敵だ

 

Herman fosterというピアニストは、初めて知った!

主にルードナルドソンのサイドメンを務めていた人で、盲目らしい。

全く知らなかったけど、リズムがマジで半端ない。

最初聴いたときは、ホレスシルバーかと思った

 

やっぱりジャズは本当に最高だー

 

2022/11/28 コロナ

11月19~20日あたりに、コロナにかかって
その後1週間、倒れていました。


みなさまには多大なるご心配をおかけしました。
無事に回復し、今日からまた日常、という感じです。


ライブ前の大切な時期でしたが、
もうこうなってしまったのはしょうがないので、
これからライブに向けて、できる限り最善の準備をしたいと思います


とは言っても、ライブに向けて
何か特別なことをする、という感じではないので、
いつも通りやるだけですね。

ピアノの方は、有難いことに、
思っていたほどの衰えは感じなかったので、問題なしです。
いやー本当によかったよかった。


アルバム製作もあるので、
練習の比重を、クラシックからジャズを多めに、変え始めました。


最近、ケニーバロン愛が著しく、(2秒ぶり10239度目)
よく聴いています。


ちょっと体力的に疲れやすくはなってしまっているので、
体調管理はしっかりしたいと思います。

咳がまだ改善しないので、
配信はしばらくお休みになりそうかな。

 

2022/11/01 もうこんな季節。

11月が始まりました。
今年もあと2ヵ月で終わりかと思うと、
時の流れの速さにゾッとしますね。

定期的に、日常を振り返っておかないと
あれ、あの時なにしてたんだっけ?となり続けてしまいそうなので、
未来の自分が振り返ったときの観測的な意味で、ブログは続けていきたいね
あとは、応援してくださる方への、生存報告。


グランドピアノが来てから、3週間が経とうとしています。
調律がはやくもヤバイ感じになってきて、グランドピアノ配信のたびに
「調律して」っていうコメントをいただきそうな感じです


低音は特にタッチが重くて、未だに慣れません。
でもすごく鍛えられる感じはあります。

今だいたい、朝7時くらいに起きて、
お仕事まで、朝練(ハノン全部)をして、
帰宅してからは、ショパンエチュード
気分で選んで練習して、
寝る前には必ずバッハの平均律を弾くようにしています。
あれ、シンフォニアは全曲弾いたんだっけな、ちょっと確認しときます。

1番から順番にやるのはあんまり難易度的には良くないことは知りつつ、
全曲やるんだから1番からでいいじゃんと割り切って、順番通りにやっていて、
今は3番のフーガがやっと通せるくらいになった感じです。
まだまだ道のりは長いですね(笑)気が遠くなるし、バッハは譜読みが本当に大変。
疲れたときに楽譜を開くと、眠くなります。

 

ショパンは、エチュードの他に、
ワルツを2曲やっていて、子犬のワルツ(ちょっと飽きてきた感じ)と、
Op.42 大円舞曲っていうのかな?を練習しています。
今一番ハマっているのが、この曲!
めちゃくちゃヤバイ、最高な曲だと思う。


直近(といっても一年前だけど)のショパンコンクールで、小林さんや、1位をとったブルースさん、あとは牛田さんとか、
ガジェブネクみたいな読み方がわからんイケメンの髭の人とか、とにかく
たくさんの方がこのワルツを弾いていて、
なんて素敵な曲なんだろうと感動しました。
あとはルービンシュタイン?とか、ランランさんのレッスン動画とか、
この曲の演奏の動画をかなり見漁っています。
歴史的な背景とかは、全くまだ知りません。
使っているコルトー版の脚注を読む程度ですね。

 


リズムの感じ方がとにかく難しい、というか、多様にとらえられる気がします。
スピードをはやくすれば4拍子にも聞こえるし、でも左手はワルツで、面白く聞こえます。
ワルツにもウィンナワルツとか色々あるっぽいけど、踊りに関しては全く知りません。
僕が知っているダンスなんて、ジャルジャルのコントの中でのダンス(というかネタ)くらいです。

 


話がそれましたが、今、本当にこのワルツに首ったけという感じです。
優雅な響きで本当に最高!最高すぎる!


クラシックもジャズもこれからたくさん学びたいなと思います。
インプット・知識・経験は必ず表現するときにおのずから滲み出てくるので、
演奏をお届けするだけじゃなく、勉強は一生続けないとですね。

でも、勉強だけしていたら研究者になってしまうので、(まあ正直それでも良いくらい)
ちゃんと表現者であるために、ライブもちょくちょくしたいですね。
もちろん配信も。


あんまりライブの本数は多くないので、
ぜひ足を運んでいただけたり
配信も覗いてくれたら嬉しいです。


そのなかで、皆様が、「あれ、前に比べてなにか変わったかも」とか、
良い方向に変化を感じていただけたら、こんな嬉しいことはないですね。
その変化に自分自身はあまり気付けなそうですが。


ジャズ・クラシック、どちらも流行りから全く遠い存在ですが、
その分、好きな人は本当に好きだろうから、この先もずっと、楽しむ人々は存在するんだろうなと思います。

どちらも最高、がんばりたいなー

 

2022/10/20 グランドピアノ。

クラウドファンディングで修理をさせていただいた
グランドピアノが、自宅に帰ってきました。

 

感無量です。


直るかどうかわからない状態で、
どきどきしながら職人さんに診ていただいた4月、
クラウドファンディングで皆様からのご支援をいただき
修理ができることになった6月。

 

半年。たくさんの方の力添えによって、
元気になったピアノ。

 

本当に、たくさんの奇跡が重なったとしか言いようがありません。
家族、応援してくださる皆様、修理に携わってくださった職人さん、
全部が奇跡の連続だったと感じます。

ありがとうございます。

 


・・でも、まだこのピアノで作品を作れていないので、

感傷にひたるのは早いですね。(笑)

 

ピアノが来てから1週間ではありますが、この数日での所感を綴ります。
きっと皆さんも一番気になるところですよね。


まず、ピアノの反応がめちゃくちゃいい!練習が楽しいです。楽しすぎる。
楽しすぎて、毎朝、早起きして弾いています。(妻には、「勘弁してくれ」と言われています。)


自分のしょぼいところを痛感せざるを得ない瞬間も多々あるけれど、
それをどうやったら良くなるか考えて、
試行錯誤して、うまくいったときの音の変わり方がすごいです。

その時点での正解がちゃんと見つかる感じ。(その時点で、ってのが重要)


こんな音色を出したい、とか、
こんなアクセント、リズム、歌い方をしたい、っていう思いを、
予想以上の反応で返してくれます。
もちろん、下手な部分は、もろに下手に返ってきて、むかつきますが、それがまた楽しいです。

 

練習はクラシックだけで、まだ、即興は弾いていないです。
お披露目配信で、ぶっつけ本番、どこまでいけるか、
やってみたいと思っています。
どんな自分に音が聞こえてくるのか、すごく楽しみです。

 

来週あたりから、
全体に公開という形で、グランドピアノ配信も始めたいな。

 

楽しんでいただけますように!

 

2022/10/07 ついに


ピアノの修理が完了しました
未だ、ピアピットさんのTwitterやインスタにアップされる
画像でしかピアノの姿を見られていないんだけど、すでに感無量!
はやく会いたいなーどんな音がするんだろう。
優しい、温かい、ずっと弾いていたくなるような音色なのは間違いないですね。
違う側面も、引き出してみたい!めちゃくちゃヤンキーな音色とかも出してみたい!


本当に、たくさんの方々に支えられて、ここまでくることができました。
まだ僕自身はなにもやってないけどね
良いアルバムが作れたらいいな。

本当に、不思議な縁がたくさんつながっていってくれた感覚があります。
奇跡の連続でした。
感謝の思いでいっぱいです。
大切な方々の顔や、お名前が目に浮かびます。


昭和56年から、令和4年。
ピアノも急にこんな風に引っ張りだされて、びっくりしているかな。
一緒に、良い音楽を作れたらいいな、がんばるから


この半年、たくさんの人とつながり、たくさんの人の思い・心を感じ、
僕自身もこみ上げるものがあります。
それを全部、音に乗っける。そう感じてもらえる音を出したいな。


この感情を忘れずに。